ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破より © カラー
こんにちは
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がんべあです。
「物語の世界観」をエニアグラムで分析していくこのシリーズ。
今回は7w8(理想主義者:リアリスト)と3w2(魅了する人)が主人公の世界観について考察します。7w8と3w2は表と裏の性格の関係、その世界観も正反対。
具体的に見ていきましょう。
【今回検証するキャラクター】
エレン・イェーガー(7w8)
月野うさぎ(7w8)
アスカ・ラングレー(3w2)
遠坂 凛(3w2)
7w8(現実主義者:リアリスト)が主人公の「世界観」
エレン・イェーガー(進撃の巨人)
月野 うさぎ(美少女戦士セーラームーン)
まずは前回のおさらいから。
7w8が主人公のお話は共通して以下の世界観に従ってストーリーが進みます。
①即物的な「現実」の利益を得る為に勝利できる戦略(自分自身が関心のあるふるまい)を練ってきた主人公が壁にあたる。
②そこで主人公は「人々の心からの賞賛」を得る事で問題を解決しようとする。
「進撃の巨人」
エレン・イェーガー(タイプ7w8)
月野 うさぎ(タイプ7w8)
美少女戦士セーラームーン 2話 冒頭ナレーションより ©武内直子・PNP・東映アニメーション
7w8のエレンとうさぎは共に「自分自身が関心のあるふるまい」の為に戦っていましたが、いくら戦いを続けても根本的な問題解決の糸口は見えてきません。その為、二人は「人々の心からの賞賛」を得る事で問題に立ち向かおうとします。
ジャン:「エレンはお前を介してジークの思い通りに動きマーレを襲撃させエルディア国民の支持を得て脊髄液入りのワインで兵団をしちまったんだからなぁ」
セーラームーン:「お願い 思い出して 私セレニティです 遠い昔あなたと愛を誓い合った月の王国のセレニティです」
美少女戦士セーラームーン 46話より ©武内直子・PNP・東映アニメーション
7w8のお話(世界観)は自分自身が関心のあるふるまい(即物的な「現実」の利益を得る為に勝利できる戦略を練る)をしてきた主人公が壁にあたり、その問題を解決するために「人々の心からの賞賛(愛・友情・信頼)」を得ようとする流れが基本構成となっています。
詳しくは前回記事で確認してください。
【前回記事】
では次に3w2のキャラクターを見てみましょう。3w2は7w8と真逆の世界観となっています。
3w2(魅了する人)が主人公の「世界観」
アスカ・ラングレー(新世紀エヴァンゲリオン)
遠坂 凛(Fate/stay night)
アスカ・ラングレー(タイプ3w2)
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破より © カラー
アスカ(3w2)は基本的に目立ちたがり屋(タイプ3)の性格、それに加えて他人の事が気になるおせっかい焼き(タイプ2)な面があります。
アスカは「周りからの賞賛(エヴァに乗って活躍する事)」を得る為に日夜奮闘しています。
アスカ:「あんたバカぁ? 肝心な時にいないなんて なんて無自覚 おまけに無警戒 エヴァで戦えなかった事を恥とも思わないなんて 所詮七光りね」
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破より © カラー
しかしそれは自分が本当にやりたい事ではありません。
目的(エヴァに乗って活躍する事)に向かって頑張れば頑張るほど3w2は自分自身を見失い精神的に不安定な状態となります。
そんなアスカの前にシンジが表れます。
何故かシンジの事が気になってしかたがないアスカ。
今まで周りの評価ばかり気にしてきたアスカはなかなか自分の気持ちに素直になる事ができません。
ミサト:「まあ これはこれは アスカもシンちゃんに料理ごちそうするのぉ?」
アスカ:「え!! 違うわ えーと…女の子 そうヒカリよ」
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破より © カラー
エヴァに乗って活躍すれば心の平穏が得られると信じていたアスカ、しかしそれは自分をだます偽りの目標。自分の心が本当に求めているものは別にあるのです。
偽りの目標(他人からの賞賛)から解放され、「自分自身が本当に望んでいる事」を見つけて受け入れる。
これが「アスカ・ラングレー」の基本的な世界観・ストーリーとなります。
アスカ:「私はエヴァに乗れれば良かったんだし もともと一人が好きなんだし(中略)
でも最近他人といるのもいいなと思う事もあったんだ…」
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破より © カラー
もう一人3w2のキャラクターを見てみましょう。
遠坂 凛(タイプ3w2)
Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 21話より ©TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
遠坂 凛もまた「他人からの賞賛(遠坂家の為に聖杯戦争に勝ち残る事)」を得る為に日夜奮闘しており、凛自身が聖杯を得たいと言う想いは全くありません。
凛:「お父様 10年間待ち続けた私の戦いがあと少しで始まろうとしています 私の…聖杯戦争か…」
Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 0話より ©TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
そんな凛の前に衛宮 士郎が表れます。
凛は士郎の事が気になってしかたありません。
凛の心は「自分自身から溢れ出す本当の想い(士郎への想い)」と「遠坂家(他人)からの賞賛」の間で揺れ動きます。
凛:「うう… あ、あんたねぇ! 考えなしに思った事 口にしてると どこかしらで誤解をまねくんだからぁ」
Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 13話より ©TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
遠坂家の為に聖杯戦争に勝てば心の平穏が得られると信じていた凛、しかしそれは自分をだます偽りの目標。
偽りの目標(他人”家柄”からの賞賛・責務)から解放され、「自分自身が本当に望んでいる事」を見つけ出す。
これが「遠坂 凛」の基本的な世界観・ストーリーとなります。
士郎:「今度は俺が遠坂を連れ回す番か」
遠坂:「ええ 少し先の話だけどね どうあれ 色々楽しんで 苦しんで 見て回って めでたしめでたしになるのが 私達の未来だもの」
Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 26話(最終話)より ©TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
3w2のお話(世界観)は「人々からの賞賛を得るふるまい」をしてきた主人公が壁にあたり、その問題を解決するために「自分自身が関心のあるふるまい」を見つけようとする。
7w8と3w2の世界の共通点と相違点
共通点と相違点
7w8と3w2の共通点は「闘争社会で頂点に立つ為に状況に合わせて動く」事。違いは合わせる状況。
7w8は金銭などの即物的な「現実」を見据え、利益を得る為に勝利できる戦略を練る。
3w2は人間の心からの賞賛される「スター」になり、賞賛される為にファンのご機嫌を取る。
2つのお話の相違点
7w8:「自分自身が関心のあるふるまい(即物的な「現実」の利益を得る為に勝利できる戦略を練る)」をしてきた主人公が壁にあたり、その問題を解決するために「人々からの賞賛を得るふるまい」を見つけようとする。
3w2:「人々からの賞賛を得るふるまい」をしてきた主人公が壁にあたり、その問題を解決するために「自分自身が関心のあるふるまい」を見つけようとする。
7w8と3w2はお互いに相反する世界観。しかしどちらか一方では行き詰まってしまいます。「自分」と「他人」、両方の価値観のバランスが必要なのです。
今回はここまで
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まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います
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【1w2と6w5の関係を詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ】
【物語の黄金パターン】
【用語出典まとめ】
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「裏と表の性格」についてはこちらのブログを参考にさせてもらっています。












