わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 第4話より ©みかみてれん・竹嶋えく/集英社・わたなれ製作委員会
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がんべあです。
アニメの中に登場する「裏表の性格の差」が激しいキャラクター(や裏表の関係のキャラクター)を「エニアグラム」を使って分析するこのシリーズ。
今回の考察は「わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)(※以下わたなれ)」に登場する甘織 れな子(6w5)と琴 紗月(1w2)。2人は物語の「表と裏の主人公」の関係となっています。
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「わたなれ」あらすじ
中学時代“ぼっち”だった少女・甘織れな子は、高校で「自分を変えたい」と決意し、明るく振る舞う高校デビューを果たす。
そんな彼女に声をかけたのは、学園の人気者・王塚真唯。れな子に惹かれた真唯は、突然「付き合ってみよう」と告白する。
戸惑うれな子は、真唯や個性豊かなクラスメイトたちとの関わりを通して、友情や恋心、そして“本当の自分”と向き合っていく。
「恋人になれるわけない」と思っていた彼女の青春は、少しずつ“ムリじゃなかった”物語へと変わっていく――。
「わたなれ」PV
主人公:甘織 れな子(6w5)
6w5(守る人)は心配性のお嬢様タイプ。
主人公の甘織 れな子は平凡な女の子。新しい学校生活を通じて、もっと輝きたい、自分を変えたいという思いを胸に抱えて高校に入学します。
【6w5が主人公のお話のパターン】
【甘織 れな子(あまおり れなこ)】(タイプ6w5:主人公)
タイプ6w5(守る人)は自分の事より周りの共同体の事を気にする心配性(タイプ6)、それに加えて独立心が強く、集めた知識を分析して活用する事が得意(タイプ5)な性格。
6w7より集中力に優れているが、関心事は狭まる。往々にして、不利な立場にある人やグループの代弁をしたり擁護をする。
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 第1話より ©みかみてれん・竹嶋えく/集英社・わたなれ製作委員会
甘織 れな子:「中学の時 友達付き合いでやらかして ボッチまっしぐらだった私 でもある時 小学校の頃のみんなが 普通に恋したり青春を謳歌して キラキラしまくっていると知って焦った あれ私ヤバじゃない?(中略)そして高校では ちゃんとクラスに馴染んで リア充 陽キャを目指すぞーと意気込む私に 運命的な出会いがあった」
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 第1話より ©みかみてれん・竹嶋えく/集英社・わたなれ製作委員会
裏の主人公:琴 紗月(1w2)
そして主人公に対する「裏の主人公」は1w2(擁護者)。
1w2は現実世界の中で理想を追い求める生真面目で不器用な性格。
裏の主人公の琴 紗月は遠くの理想を追い求めるのは得意ですが、目の前の出来事に対応する事は苦手としています。
【琴 紗月(こと さつき)】(タイプ1w2:裏の主人公)
1w2は基本的に真面目で理想を求める(タイプ1)完璧主義者、それに加えて理想を示す為の方法として人々を救おうとする(タイプ2)性格。
1w9より現実にかかわりをもつことを好む。気性が激しく、行動的。
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 第8話より ©みかみてれん・竹嶋えく/集英社・わたなれ製作委員会
紗月はれな子とは正反対の性格。
「主人公」のれな子が恋人関係が無理で友達関係に拘るのに対して「裏の主人公」の紗月は積極的に恋人関係になろうとしています。
琴 紗月:「ねえ甘織 私と恋人になってくれないかしら」
甘織 れな子:「はい?!!」
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 第5話より ©みかみてれん・竹嶋えく/集英社・わたなれ製作委員会

裏の主人公の役割は「主人公を否定する存在」である事。主人公(テーゼ)に対するアンチテーゼが裏の主人公。
琴 紗月:「王塚 真唯の話を聞きながら ずっと疑問だったわ なんで甘織って 甘織は地味だし いっつも人の顔色を窺ってるし 成績も 運動神経も 顔もスタイルも 凡庸」
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 第4話より ©みかみてれん・竹嶋えく/集英社・わたなれ製作委員会
れな子と紗月は正反対の性格ですが、どちらも社会的に必要なものを守るために正しさを武器にしている似たもの同士でもあります。違いは、守りたいもの。
表6w5(れな子):金銭などの物質を「守り」、その物質の安全性を確保する。
裏1w2(紗月):思想などの概念を「擁護」し、その思想の正当性を主張する。
2人は「お互いの足りない所を補い合う」理想的な「表と裏の主人公」関係。
2人の成長の為には「お互いの良い所」を学び身に付けていく必要があります。
主人公と裏の主人公のお話のガイドライン
6w5(主人公)のお話は通常以下の流れとなっています。
【ストーリーライン(世界観)】
6w5(守る人):「現実の物質(や関係)」を守っていた主人公が「それを守るべき理由」を見つけ出す。
れな子は日々を無難に過ごしており、何が何でも自分が守りたいと言うものは持っていません。
そんなれな子が「恋愛関係の世界」に飛び込み、紗月との交流を通じて「真に自分が守りたいもの」を見つけるのが物語の第一段階。
そして物語の第二段階では「自分がそれを何故守りたいのか」の意味を見出していく。
それがわたなれの基本ストーリーだと思われます。
ヒロインと主人公を導く者
れな子(表の主人公)と紗月(裏の主人公)は相反する性格、水と油の関係。2人が理解し合う為には第3のキーキャラクター「主人公を導く者」の導きが必要となります。
れな子にとっての「主人公を導く者」は瀬名 紫陽花。
【瀬名 紫陽花(せな あじさい)】(タイプ9w8:主人公を導く者)
9w8はマイペースなのんびり屋さん(タイプ9)、それに加えて現実的で社交的、人と仕事をするのを好みます(タイプ8)。
9w1より社交的。人と仕事をするのを好む。
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 第1話より ©みかみてれん・竹嶋えく/集英社・わたなれ製作委員会
異なる価値観のれな子と紗月は紫陽花との関わりを通じてお互いの意志を共有する事ができます。
瀬名 紫陽花:「ね あの 香穂ちゃんから聞いたんだけど 麻衣ちゃんと五月ちゃんを仲直りさせようとしてるんだよね」(中略)
甘織 れな子:(今のままでも紫陽花さんはいいと思う…と言いかけてやめた 今のままでいいなんて 自分を変えようとしている人間にとって 一番言われたくない言葉だ)
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 第7話より ©みかみてれん・竹嶋えく/集英社・わたなれ製作委員会
そして真乃にとって助け出すべき「ヒロイン(タイプ3)」は王塚 真唯。
【王塚 真唯(おうづか まい)】(タイプ3w2:ヒロイン)
基本的に目立ちたがり屋(タイプ3)の性格、それに加えて他人の事が気になるおせっかい焼き(タイプ2)な面があります。
3w4より人と親密でいたいという衝動を持っていますが、ときに、より充実した私生活や家庭的安定の代わりに、公的な生活やそこで認められることを選びます。感情に動かされやすくのびのびしている。
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 第1話より ©みかみてれん・竹嶋えく/集英社・わたなれ製作委員会
王塚 真唯:「だが こう思う時もある 果たして皆は本当の私を見てくれているのだろうかと 急に寂しくなるんだ(中略)私は求められている王塚 真唯像を ただ演じているだけかもしれないな…」
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 第1話より ©みかみてれん・竹嶋えく/集英社・わたなれ製作委員会

タイプ3-6-9に裏のタイプ1が加わった安定した4人組。
『わたなれ』は、人間関係の描き方がとても基本に忠実で、安心して観ることができました。
メインメンバー4人のそれぞれの立場や感情のバランスが丁寧に描かれていて、「表と裏」「導き」「憧れ」が美しく噛み合った構成だと思います。
恋愛と言う切り口を通じて、人と人のつながりのドキドキをしっかりと感じさせてくれるアニメでした。
今日はここまで。
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まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います
疑問点などありましたら是非教えてください
この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!
【参考資料】
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「スバルの性格分析ブログ」
「裏と表の性格」についてはこちらのブログを参考にさせてもらっています。











