鬼滅の刃 より ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
こんにちは
アニメ大好き
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がんべあです。
つい先日、ひとつ面白い発見がありました。
それは主人公に対する「裏の主人公」が複数存在すると言う事。
今回は「成長段階」による「裏の主人公」「主人公を導くもの」の移り変わりについて解説します。
🌀主人公には「裏の主人公」が複数存在する?
これまで私は、物語の中で主人公に対する「裏の主人公」は1人だけだと思っていました。
しかし改めて作品を分析してみると、主人公に対して複数の「裏の主人公」が登場しているケースが多いことに気づいたのです。
今回はこの仮説について、順を追って解説していきます。
① 「裏の主人公」とは
「裏の主人公」は、主人公(テーゼ)に対するアンチテーゼ。
エニアグラムの図で正反対の位置にあり、主人公の価値観を否定する存在です。
ただし、主人公は「裏の主人公」に勝っても負けてもいけません。
2人が互いに理解し合い、新たな統合点(ジンテーゼ)を見つけることが物語の本質です。

② 「主人公を導く者」
相反する2人が理解し合うためには、「主人公を導く者」の存在が欠かせません。
このキャラクターは主人公にとって成長方向の性格を持ち、導きを通して主人公を次の段階へと成長させます。

③ 成長の段階
エニアグラムでは、人の成長は段階的に進みます。
たとえば:
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タイプ9 → 3 → 6 → 9(1周して戻る)
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タイプ7 → 5 → 8 → 2 → 4 → 1 → 7(1周して戻る)

このように、人は成長の過程でさまざまなタイプの要素を身につけていくのです。
④ 2段階目の成長
1段階目の成長を経たあと、次のステージに進むとき、
新たな「裏の主人公」と新たな「導く者」が登場します。
つまり、成長段階ごとに“裏と導きの関係”が入れ替わるというわけです。
⑤ 『鬼滅の刃』を例にして
ここで『鬼滅の刃』を例に、竈門炭治郎の成長とともに変化する「裏の主人公」と「導く者」を見てみましょう。
【第Ⅰ段階の成長】(竈門炭治郎 立志編・無限列車編)

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主人公:竈門炭治郎(9w1)
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裏の主人公:冨岡義勇(5w4)※アンチテーゼ・主人公を否定するキャラクター
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導く者:煉獄杏寿郎(3w2)
→ 炭治郎は煉獄の導きにより、3w2の長所(情熱とリーダーシップ)を身につけて成長。
【第Ⅱ段階の成長】(遊郭編)

→ 禰豆子の存在を通じて、6w7の協調性や支え合いの精神を学ぶ。
【第Ⅲ段階の成長】(刀鍛冶の里編)

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主人公:炭治郎(6w7)※成長して6w7の長所を身に付けた主人公
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裏の主人公:鋼鐵塚蛍(2w1)※アンチテーゼ・主人公を否定するキャラクター
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導く者:悲鳴嶼行冥(9w8)
→ 行冥の導きによって、9w8の包容力と安定感を身につけていく。
【第Ⅳ段階の成長】(刀鍛冶の里編~無限城編)

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主人公:炭治郎(9w8)※成長して9w8の長所を身に付けた主人公
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裏の主人公:時透無一郎(4w5)※アンチテーゼ・主人公を否定するキャラクター
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導く者:鬼舞辻無惨(3w4)
→ 最終的には無惨との対峙を通して、3w4の「個としての完成」を理解する。
✨ 成長とともに変化する「裏の主人公」
こうして見ると、炭治郎の成長に合わせて、物語の中で「裏の主人公」や「導く者」が入れ替わっていることがわかります。
まるで彼の内面の変化に呼応するように、登場人物たちが配置されているんです。
まだ思いついたばかりの仮説ではありますが、非常に面白い発見だと感じています。
今後は他の作品でもこのパターンを検証していきたいと思います。
エニアグラム、やっぱり奥が深いですね♬
今日はここまで。
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