日本三國 OPより ©松木いっか/小学館/日本三國製作委員会
こんにちは
エニアグラムの世界へようこそ。
アニメ大好き
みんなと一緒に幸せを見つけていきたい
がんべあです。
今回考察するのはこの春にスタートしたばかりのアニメ『日本三國』。
『日本三國』第1話を観て、まず感じたのは「世界に引き込まれる圧倒的な没入感」でした。
独特な作画が作品の空気をしっかりと支えていて、気づけば自然と物語の中に入り込んでしまう。
登場人物たちも印象的で、短い時間の中でも「この先を見届けたい」と思わせる魅力があります。
また、いわゆる“テンプレート的”ではありながらも、悪役がしっかりと憎たらしく描かれている点も良く、物語への没入感をさらに強めています。
そして何より、第1話としての完成度が高く、
「この先どうなるのか」を素直に知りたくなる、非常に引きの強い導入で、とても気に入っています。
エニアグラムで読む「現実」と「理想」のズレ
「主人公の三角 青輝は、エニアグラムで何タイプなのか?」
三角 青輝(みすみ あおてる)
日本三國 OPより ©松木いっか/小学館/日本三國製作委員会
一見すると、答えはシンプルに見えます。
冷静で理性的、正しさを重視し、社会を立て直そうとする姿。
こうした特徴から、
タイプ1w9(理想主義者)
と判断するのは、とても自然です。
実際、ChatGPTとGeminiに尋ねても共に1w9との回答がありました。
ですが、ここで少しだけ視点を変えてみます。
■「何をしているか」ではなく「なぜ動いているか」
キャラクター分析でズレやすいポイントはここです。
- 冷静だからタイプ5
- 正義感があるからタイプ1
こうした“見た目の特徴”で判断すると、どうしても迷いが出ます。
そこで大切になるのが、
その行動は「何のために」行われているのか?
という視点です。
■主人公の行動原理を見てみる
作中の主人公の三角 青輝は、
- 情報を集める
- 状況を分析する
- リスクを潰す
- 最適な手を選ぶ
という動きを繰り返します。
ここだけ切り取ると、かなりはっきりしています。
→ タイプ5の動きです
■ではなぜ「タイプ1っぽく見えるのか」
ここが今回の核心です。
主人公は確かに、
- 社会を正したい
- 無秩序を終わらせたい
という方向に向かっています。
しかし、その“正しさ”は
最初から明確に持っているものではない
ように見えます。
■見えているのは「理想」ではなく「問題」
タイプ1の場合、
- 「こうあるべき」が先にあり
- 現実とのズレに怒りを感じる
という順番になります。
一方、三角 青輝はどうか。
- まず現実の問題を把握する
- それをどう解決するか考える
つまり、
理想ではなく「問題解決」から動いている
■ここから見えてくる構造
この流れを整理すると、こうなります。
- 表の性格:5w6(問題解決者)
- 裏の性格:1w9(理想主義者)

■5w6の特徴と、この作品の一致
タイプ5w6は、
- 知識を集め
- 分析し
- 問題を解決する
ことに長けています。
ただし、ひとつ弱点があります。
「理想的な状態」が分からない
■だから1w9が必要になる
ここで裏の性格、1w9が意味を持ちます。
1w9は、
- 正しさ
- 秩序
- あるべき世界
を示す存在です。
つまりこの物語は、
現実を理解する人(5)が、理想(1)を探しにいく物語
として読むことができます。
■ストーリーラインとしての読み
『小さな現実世界(理解できる世界)にいる主人公(5)がそこから外へ出て
理想の世界(理解しきれない大きな世界)を探す』
※タイプ5w6が主人公のお話の基本パターン
■ここで見えてくる「大阪」という意味
物語序盤では、
主人公は妻の東町 小紀(タイプ8)に導かれ、大阪という“中心”へ向かう流れになります。
東町 小紀(ひがしまち さき)タイプ8w7
日本三國 第1話より ©松木いっか/小学館/日本三國製作委員会
東町 小紀:「そう あんたの知識を活かせば 辺境を平定し三国時代を終わらす事ができるかもしれん 日本再統一も夢じゃないで(中略)首都大阪にあるそんお方の家には 士官を望むものが毎日千人余り来るって言う噂じゃ そんお方の元でなら あんたの智謀を存分に生かす事ができるとうちは思う」
日本三國 第1話より ©松木いっか/小学館/日本三國製作委員会
この動きは、単なる舞台移動ではありません。
エニアグラム構造で見ると、
5(現実:テーゼ)が、8(行動)によって、1(理想:アンチテーゼ)との統合へと導かれている
と読むことができます。
■ここから先の展開予測
この構造に従うなら、自然に見えてくる展開があります。
大阪には「理想を提示する存在(1w9:アンチテーゼ)」が待っている可能性が高い
■なぜ“別の存在”として現れるのか
主人公はまだ、
- 理想を明確に持っていない(1未統合)
状態です。
そのため、
理想は“外部のキャラクター”として現れる必要がある
■表と裏は、そのままでは分かり合えない
ここからが理論の核心です。
5w6(現実:テーゼ)と1w9(理想:アンチテーゼ)は方向性が違いすぎるため
→ そのままでは噛み合わない
■そこで必要になるのが「導く者」
この作品では、それが
→ 妻の東町 小紀(タイプ8:主人公を導く者)
です。
●8の役割
- 動かす
- 決断させる
- 現実に踏み込ませる

■物語の基本パターン
ここで構造が完成します。
1・主人公(5w6):現実は分かるが理想が分からない
2・裏の主人公(1w9):理想はあるが現実を動かせない
3・導く者(8):2人を出会わせ、動かす
このとき、
導く者の介入によって、初めて相互理解が生まれる
つまりこの物語は、
「現実」と「理想」が対立し、導きによって統合される物語
として読むことができます。
■最終的に起きること
- 5w6(主人公:三角 青輝)は理想を理解する
- 1w9(裏の主人公:?)は現実を理解する
そして、
“現実を動かせる理想”が生まれる
■最後に
エニアグラムは「答えを決める道具」ではありません。
むしろ、
キャラクターがどう成長し、どう出会い、どう変わるのか
を見つけるための「地図」です。
今回のように
- 表と裏
- 現実と理想
- 思考と行動
という構造で見ていくと、
物語の“これから”が自然と見えてきます。
今後のアニメを見ながら照らし合わせていく中で、かなり面白い発見が出てくるのではと、ワクワクしながら見ていきたいと思います。
今回はここまで。
この記事が「イイナ」と感じたら下の【B!ブックマーク】ボタンを押して応援していただけると励みになります。
まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います。
疑問点などありましたら是非教えてください。
この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います。
みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!
【参考資料(兼オススメ本)】
「究極のエニアグラム性格学―人の性格って、おもしろい!」
これからエニアグラムを学びたい方にオススメ
エニアグラムについての知識が体系化されている分かりやすい本
必要な情報は漏れなく書かれており、読みやすいのに読み応えがある良い書籍だと思います
![]() |
中古価格 |
![]()
「新版 エニアグラム【基礎編】 自分を知る9つのタイプ」
より詳しくエニアグラムの事を知りたい方にオススメ
いきなりこの本を読むと、その情報量に圧倒されて心が折れそうなるかもしれません
覚悟のある方は是非!すごい本です
![]() |
新品価格 |
「スバルの性格分析ブログ」
「裏と表の性格」についてはこちらのブログを参考にさせてもらっています。



