がんべあの「ぶれない」キャラクター&ストーリーの作り方

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『あかね噺』はなぜ面白いのか? エニアグラムで物語構造を分解する

あかね噺 第2話より ©末永裕樹・馬上鷹将/集英社・「あかね噺」製作委員会

 

こんにちは

 エニアグラムの世界へようこそ。

 アニメ大好き

 みんなと一緒に幸せを見つけていきたい

 がんべあです。

 

今回考察するのはこの春にスタートしたアニメ『あかね噺』

 

あかね噺 は、落語の世界を舞台にした成長物語。

主人公の阿良川あかねが、父の無念をきっかけに落語家の道へ進み、厳しい世界の中で技術と表現を磨きながら、自分の落語を見つけていく。

「人を笑わせるとは何か」「面白いとは何か」といったテーマを軸に、師匠や兄弟子、ライバルたちとの関係を通して成長していくのが大きな魅力のお話です。

 

『あかね噺』を見ながら、いつものように
「この物語はどんな人物関係で動いているのか?」
という視点で整理してみました。

まだ第1・2話を見た段階なので仮説になりますが、
この時点でもかなり綺麗な構造が見えてきています。

 

 

 

主人公:阿良川あかね

 

阿良川 あかね(あらかわ あかね )

あかね噺 第2話より ©末永裕樹・馬上鷹将/集英社・「あかね噺」製作委員会

 

落語という世界で「結果を出す」「認められる」という意識がとても強く、さらに観客との関係性も大事にしている。

この動き方から見ると、タイプは3w2がかなりしっくり来ます。

評価を取りにいく力(3)と、人を楽しませたい気持ち(2)。
この2つが自然に噛み合っているキャラクターです。

 

主人公を導く者:阿良川 志ぐま

 

阿良川 志ぐま (あらかわ しぐま)

あかね噺 第2話より ©末永裕樹・馬上鷹将/集英社・「あかね噺」製作委員会

 

ここに来るのが阿良川 志ぐま

志ぐまは、ただ技術を教えるだけではなく、
「落語とは何か」という本質に近い部分を提示してくる存在です。

タイプとしては6w5(裏1w2)と見ると、とても綺麗にハマります。

迷いながらも本質を見極める6と、
最終的に「正しさ」へと導こうとする1。

いわば、

「地に足をつけて理解し、正しい方向へ導く」

という、かなり理想的な導き手です。

 

裏の主人公:阿良川 ぐりこ

 

阿良川 ぐりこ(あらかわ ぐりこ)

あかね噺 第2話より ©末永裕樹・馬上鷹将/集英社・「あかね噺」製作委員会

 

ここに配置できるのが、あかねのすぐ上の兄弟子、阿良川ぐりこ

あかねと同じ世界にいながら、
違うやり方で結果に近づいていく存在。

 

このポジションはとても重要で、

「同じゴールを、別ルートで目指す存在」

テーゼとアンチテーゼの関係

として機能しています。

相反する2人が相互に理解し合う事でジンテーゼを見つけて成長しいく、これが裏の主人公の役割

 

タイプとしては、自由で型に縛られない7w8的な性質を感じます。

あかねが「評価を取りにいく」なら、
ぐりこは「面白さや自由さで突破する」

 

このズレが、物語に奥行きを生み出しています。

 

宿敵:阿良川 一生(あらかわ いっしょう)

 

阿良川 一生(あらかわ いっしょう)

あかね噺 第1話より ©末永裕樹・馬上鷹将/集英社・「あかね噺」製作委員会

 

最後に「宿敵」。

それは荒川一生でしょう。

タイプは9w1

すでに完成されている。
揺るがない基準を持っている。
調和(9)の中で“正しさ(1)”が成立している。

つまり、

「到達点そのもの」

のような存在です。

 

まとめ

 

ここまでを整理すると、こうなります。

 

・あかね(3)=評価・成果を取りにいく
・志ぐま(6→1)=本質と正しさへ導く
・ぐりこ(7)=自由な別ルートを示す
・一生(9)=完成された到達点

 

 

この配置で見えてくるのは、

「評価されること」
「本当に面白いこと」は同じなのか?

というテーマです。

 

あかねは評価を取りにいく。
ぐりこは自由にやる。
志ぐまは本質を示す。
そして一生は、すでに完成している。

 

それぞれが同じ“落語”を見ているのに、
立っている場所がまったく違う。

このズレが、物語を動かしていく核になっていきそうです。

 

今回は第1・2話を見た段階での分析なので、
今後の展開によって配置や解釈が変わる可能性は十分にあります。

 

みなさんもエニアグラムを使って、
今後のお話の展開や人物関係について考察してみると面白いと思います。

創作活動をしている方にとっては、
キャラの動かし方や物語の展開構成を学ぶ、とても良い教材になるはずです。

 

 

今回はここまで。

 

【4月24日補足】

この記事を書いた後、あかね噺第3話を見て、阿良川あかねの性格は7w8ではないか、と考えるようになりました。

この前提に立つと、あかねを取り巻く人物関係の見え方も大きく変わってきます。

一度はきれいに整理できたと思った今回の分析ですが、もう一度見直す必要がありそうです。

こうして迷いながら考察していく時間そのものが、物語を楽しむ醍醐味だと感じています。

エニアグラムはキャラクターの性格を決めつけるためのものではなく、さまざまな角度から作品を読み解くための“視点の道具”だと思っています。
読者のみなさんにも、その楽しさに少しでもお付き合いいただけたら嬉しいです。

 

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 まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います。

 疑問点などありましたら是非教えてください。

 

 この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います。

 みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!

 

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