サマータイムレンダ 第7話より ©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会
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アニメの中に登場する「裏表の性格の差」が激しいキャラクター(や裏表の関係のキャラクター)を「エニアグラム」を使って分析するこのシリーズ。今回の考察は2クール目に入ってますます盛り上がっている「サマータイムレンダ」に登場する南方 ひづると南方 竜之介。2人は物語の「表と裏の主人公」の関係となっています。
【エニアグラムを知らない方はこちらから】
「サマータイムレンダ」のお話
網代慎平は幼馴染・小舟潮の訃報を聞き、葬儀に参列するために2年ぶりに生まれ育った故郷・日都ヶ島(ひとがしま)に戻る。潮は海の事故で亡くなったと聞いていたが、居合わせた親友の話では潮の死には不可解な点があり、他殺の可能性が浮上する。その背後に見え隠れするのは、日都ヶ島に昔から伝わる「影」の存在。
『「影」を見た者は死ぬ』-。
翌日、突如として姿を消す島民一家。慎平は、一家の失踪の真相を追ううちに「影」の思惑に巻き込まれていく。
(ウィキペディアより)
南方 ひづると南方 竜之介
南方 ひづると南方 竜之介は姉と弟の関係。竜之介は14年前にすでに死んでいます。しかし竜之介の意識は今でも姉のひづるの身体の中にあり、物語の中で二人の意識は交互に現れます。
網代 慎平:「あの もしかしてですけど」
根津 銀次郎:「なんや」
網代 慎平:「南雲先生は二重人格なんですね」(中略)
根津 銀次郎:「へっ 当たらずとも遠からじってとこやな」
二人は表と裏の関係。
南方 ひづるは不器用で人付き合いが苦手な性格をしています。
【南方 ひづる(みなかた ひづる)】
(タイプ1w2:主人公)
南方 ひづる:「勘違いしないでおきたまえよ 私は別に照れていないし 故に隠してもいない 伝える必要のない事を こうカットしただけさ」
一方の竜之介は明るく人懐っこい性格、ひづるの性格とは正反対。
【南方 竜之介(みなかた りゅうのすけ) 】
(タイプ6w5:裏の主人公)
南方 竜之介:「では初めましてですね 南方 竜之介です 南方 ひづるの弟だった者です」
堅苦しいひづると人当たりの良い竜之介の性格が交互に現れるのがアニメを見ていてとても楽しいです。
主人公:南方 ひづる
主人公の南方 ひづる(1w2:擁護者)は基本的に真面目で理想を求める(タイプ1)完璧主義者、それに加えて理想を示す為の方法として人々を救おうとする(タイプ2)性格。
南方 ひづる:「小早川家は手遅れだった だが君はまだ間に合うのだぞ 君は本当にカゲ澪を殺せるか?」
裏の主人公:轟 大吾
南方 竜之介(6w5:守る人)は自分の事より周りの共同体の事を気にする心配性(タイプ6)、それに加えて独立心が強く、集めた知識を分析して活用する事が得意(タイプ5)な性格。
南方 竜之介:「人間の致命傷と同量のダメージを平面に与えればカゲは死ぬ この姉の仮説が間違いか 結論を出すにはサンプル不足ですね」
弟の南方 竜之介は「集めた知識を活用する」事は得意ですが「基になる知識」を一から構築する(仮説を作る)事は苦手。
一方、姉のひづるは一から「仮説」を作る事は得意ですが、その仮説を応用して実際に役に立てる事は苦手としています。
竜之介は姉の立てた仮説に従いカゲと闘います。
根津 銀次郎:「ワシ等はここで待つ 龍之介にはカゲと闘うだけの力がある」
二人は正反対の性格で得意・苦手も逆転しています。
網代 慎平:「あの 確認ですが 小説を書かれているのは竜之介さん?」
南方 竜之介:「あ、ああ…いえいえ 書いてるのは姉です 僕に文才はありません ぼくが表に出るのは姉が嫌いな人付き合いや取材を受けたりだの時だけで」
南方 ひづるが苦手な「目の前の状況に上手く対応する」のは南方 竜之介の得意分野。一方南方 竜之介の苦手な「生きる為の理由」を見つけるのは南方 ひづるの得意とする所となります。

主人公と裏の主人公のお話のガイドライン
南方 ひづる(主人公)のお話
【ストーリーライン(世界観)】
1w2:守るべき大きな(広い)世界の為に「理想」を主張していた主人公が、世界を守る為の「現実的な実現性」を見つけ出す。
【1w2のお話についての詳しい解説はこちら】
南方 竜之介(裏の主人公)のお話
【ストーリーライン(世界観)】
6w5:「現実の物質(や関係)」を守っていた主人公が「それを守るべき理由」を見つけ出す。
【6w5のお話についての詳しい解説はこちら】
南方 ひづる(タイプ1)に対応するヒロイン(タイプ4)は網代 慎平。
ひづる(タイプ1)の物語は最終的にヒロインである網代 慎平(タイプ4)を助ける事がハッピーエンドとなります。
主人公を導く者(タイプ7)はカゲ達のお母さん(?)ハイネなのかなと思っています(タイプ7:自由を求め新たな世界への旅立ちを目指す性格)が、情報が少なくまだ私の中で確定はしていません。
ハイネ(タイプ7?)

メイン主人公の網代 慎平のお話はもちろんですが、南方 ひづるが主人公のストーリーの行方も気になります。
まだ物語は半分、今後のお話の展開が待ち遠しいです!
今日はここまで。
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まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います
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「スバルの性格分析ブログ」
「裏と表の性格」についてはこちらのブログを参考にさせてもらっています。









